セミナーの全体と部分、原稿は話し言葉

いよいよ、
原稿を作成していく段階になりました。

読んでもらうものではないので、
話して伝わるかどうか、ですね。

だから、講座では・・・・・
話しことばで原稿を書いていただいています。

驚かれるのですが、
セミナーで語ることを一言一句、書きます。

すると、
話しグセに気づいたり、
ことばの使い方の間違いを発見したり、

あるいは、使ってはいけないことばを
無意識に使っていることが
わかったりします。

大変な作業ですが、
これをすることで、時間配分も掴めるし、

実際にセミナーしている光景を
イメージして書くので、
書くこと自体がリハーサルになります。

伝わりやすい要素を
意識して書くことも大事ですね。

講座でお伝えしているのは以下の3つです。

・PREP(プレップ)法
・SDS法
・ホール・パート法

結論から話して、
理由と例をあげえまとめるPREP法、

物語を話してまとめるSDS法、

複数の事柄を説明するのに適したホール・パート法、

こうした「型」を知って効果的に使うと、
印象に残る展開ができます。

とても簡単です。
パターンを知ってあてはめるだけ。

ともすれば、
伝えたいことが盛りだくさんで、

伝えたいことと伝わることが
くいちがうこともありますよね。

そこを交通整理して伝えるには、
こうしたパターンを使うと
スッキリうまく伝わります。

伝えたいことより、
伝わったことが相手にとってのすべて。

受講者や参加者の目線に立って、

伝わることば、
丁寧なことば、
正しい日本語を使って

できるかぎり意図したことが伝わるよう努めましょう。

そのためにも、
原稿は一度は話し言葉で書いてみることを
お勧めします。

そして、声に出して読んでみる。

すると、

目の前に本番の光景が広がってみえませんか?

準備の入念さが、成功の鍵。

面倒なことほど、
本番に生きると思って試してみてくださいね。

(サキ)