挨拶と自己紹介

挨拶と自己紹介について、
お伝えします。

なんといっても、挨拶は大事!

挨拶にはじまって
挨拶に終わりますから。

足を運んでくだったことに感謝し、
どんなセミナーを提供するのか、
どんな想いがあってここにいるのか、

皆さんとご縁が持てたことに
心からのお礼を言ってスタートしたいですね。

講師の第一印象が決まるところです。
笑顔で、自分らしく、
これからの時間を一緒に過ごしていいと
思ってもらえる存在でいることを心がけましょう。

話題としては、
会場までの道のりで目についたことや、
ニュースや行事など

それにまつわる
今日の話題につながることを
話してもいいですね。

このあたりは、慣れてきたら、

そのときのムードを掴んで
話したいところです。

私は始まる前に、
早めに到着した受講者と会話して、

そこから話すヒントを得ています。

続いては、

自己紹介!

講座では、
毎回自己紹介をしていただいています。

おそらく人生で
こんなに自己紹介に向き合ったことは
ないんじゃないかと思います。

限られた時間で、
「自分はこんな人」と話すのが自己紹介ですね。

ポイントとしては

・経歴
・仕事内容
・経験
・資格
・強み
・価値観

などです。

できれば、
1分くらいで話せるバージョンを
作っておきましょう。

すると、セミナー以外でも、
いつでもどこでも使えます。

セミナーでの自己紹介は、
そのあとに続く内容やテーマに
合ったものがいいです。

例えば、私の場合、

主な仕事は
経営者や専門家の方を対象にした個人コーチですが、

講師養成講座での自己紹介では、
講師経験を主に紹介しています。

私のコーチ歴とか経験より、

どこでどんなセミナーをしてきたかを話す方が

集まっている人の関心が高いことが予想されるからです。

自己紹介の中では、
自分が受講者にどんな役に立つ存在なのかも
アピールしましょう。

テーマの分野での経験値の高さや経歴、
それについてどれだけの思い入れがあるか、

そんなことを盛り込めば、
受講される方はここから先の本題に
期待をかけてくれると思いませんか?

お金と時間を使って
参加してくれている方々の期待に応える姿勢が

セミナーのあらゆる場面で伝わることが重要です。

挨拶と自己紹介は、セミナーの入口。

扉を開きたい!

と受講者が思ってくださる導入部を
作っていきましょう。

(サキ)

セミナーの基本的な構造

セミナーは、
全体の流れを意識して構造を組み立てます。

大きく分けて3つです。

・オープニング
・メイン
・エンディング

どれもそれぞれ重要な役割があります。

オープニングは、
受講生の心を掴む入口です。

挨拶や自己紹介などが含まれますが、

その態度や話し方から、
ここから先への興味関心をもっていただき、

セミナーの時間を
一緒に過ごしたいと思ってもらえるよう
作ることが大切です。

メインは、まさにプログラムそのもの。

いままで練り上げた、
テーマや目的が流れにのって伝わっていくよう
作りこんでいきます。

エンディングも大切。

ここまでの時間を
ともにしてきた受講生の方々に、
締めくくりのお礼のことばを伝えます。

必要に応じて、
アンケートを書いていただく時間も含まれ、
また、今後の案内などの告知もします。

幕が降りるその瞬間まで、
受講してくれた皆さんとの関係を
大切に扱いましょう。

さて、

全体が決まれば、
具体的にタイムスケジュールの制作です。

セミナーの時間枠の中で、
どこにどれだけ時間を費やすのか、

休憩時間はどこに入れるのか、
何分とるのか、

受講生に合わせて、
時間や回数を決めます。

セミナーだけでなく、
その前後の準備や片付けの時間も考えます。

形としては、これでほぼ完成!

(サキ)