セミナー3つのスタイル

テーマを設定するために必要な要素。
誰に何を、どのように伝えるか。

これらが、どれだけ具体的であるかが
重要になってきます。

以前もお伝えしました「目的とゴール」

伝えたいテーマが決まり、セミナーをするとき、
自分にとっての「目的とゴール」、

受講生に対しての「目的とゴール」が
明確になっているでしょうか?

ここが、セミナーの“キモ”になります。

セミナーの目的やゴールを明確にし、
どんな形で伝えたらいいかを考えます。

自分が伝えたいこと、提供したいこと、によって
講師の役割が微妙に違います。

料理教室やパソコン教室、といった
「やり方」を教えるのであれば、

講師は「トレーナー」になります。

テーマにもとづき、
自由な発言や気づきを促す会議や
ワークショップをリードするのは
「ファシリテーター」です。

自分の持っている知識や情報、
経験などを語るのは「講演者」ですね。

厳密に分けることが
難しい場合もあります。

私が行うコーチング講座では、
技術を伝えるという点では「トレーナー」ですが、

スキルの性質上、
参加者の気づきや自発的な行動を促す点から
「ファシリテーター」の要素も高いといえます。

講師としての役割を決めると、
伝え方、場の創り方、
運営全体の方向性なども自然と決まります。

机の配置や使うツールも
適切な選択ができますね。

目的と内容、
そして講師のスタイルが一貫していることが、
受講者にまっすぐパワフルに伝わる要素のひとつ。

あなたの伝えたいメッセージが活きるのは、
どんなスタイルでしょう?

何を話すか、の前に
どういう場にするか
ぜひイメージしてみてくださいね。

(サキ)

あなたの強みがセミナーを決める

「自分らしさ」というものが
講師の基盤のひとつであるということを
前回お伝えしました。

自分らしさの中には、
あなたの強みがあります。

セミナー講師をするにあたり、
あなたの強みを棚卸して、
自分の中にあるものを引き出していきます。

今までの経験、得意分野、
苦も無くできること等

自分ではあまりにも当たり前なので、
気づいていないかもしれません。

受講生は、
なぜ、あなたの講座を受けたいと思うのか?

他の人との違いを明確にするためにも、
あなたの強みが何かを知ることは、
大切なことです。

同じテーマの講座であっても、
あなたならではの切り口があるはずです。

講師養成講座の中でも、
講師のフィードバックや仲間のコメントで、
自分の強みを認識していきます。

そして、
強みの棚卸しがしやすくなる方向を示し、
できるだけ多くの強みを言語化していきます。

言語化することで、
さらに自分の自信になり、
その才能を伸ばしていくこともできます。

あなたならではの強みを見つけることは、
セミナーのオリジナルコンテンツづくりで
かかせないものです。

(アリー)